惑星状星雲としては淡いが、大型で美しいので毎年撮影している対象だ。南中高度が35°弱と低いのが難点ではあるが、フィルターの効果で比較的きれいに写ってくれると感じている。9月12日は雲に邪魔されながらも4時間以上の露光ができたので、昨年までの画像と合わせて処理をした。
鏡筒:Sky-Watcher BKP150+コマコレ(680mm F4.5)
赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド
カメラ:ASI533MC Pro 0℃ offset 20
NINAで撮影
画像処理ソフト:DSS Siril(StarNet V2連係) Affinity Photo
撮影地:神奈川県藤沢市
撮影:昨年までの撮影分
L-eXtremeフィルター で385min、 L-Ultimateフィルター で270min
2024年9月12日
L-Ultimateフィルター 300s露光を56枚(gain220)
総露光時間935min 50%トリミング
画像処理では、SirilのWavelet処理でレイヤー2,3,4を多少強調して解像感を出し、略2倍まで拡大トリミングして星雲の構造が多少なりとも表現できるようにしたつもりだ。周辺の淡い部分を表現するにはまだまだ露光時間が足りないようだ。