ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

撮影・画像処理

Sirilでの画像処理 Deconvolution (2)

いくつかの対象にDeconvolutionを適用した結果についてメモを残しておく。ほとんどの場合、早い段階で星の周辺にアーティファクトが発生してしまうので、星無し画像に適用することを基本としている。 ・M1 鏡筒:BKP150+コマコレ(680mm F4.5) カメラ:AS…

Sirilでの画像処理 Deconvolution (1)

Deconvolution (逆畳み込み) 種々の要因により歪んだ画像を修復する手法で、天体画像では本来点像である恒星がどのように写ったかをたよりに画像を修復する。Sirilでも使うことができるが、効果的な結果を得るのはなかなか難しい。ここでは自分が試してみ…

Sirilでの画像処理 CLAHE

Contrast-Limited Adaptive Histogram Equalization (CLAHE) (コントラスト制限適応ヒストグラム等化) 最近、撮影対象の種類によっては画像処理の最終段階でこの処理を使うことがある。充分なS/N比がある画像では手軽にコントラストを高めることができるの…

天体撮影と画像処理 自分流(4)

画像処理 ・Affinity Photo 最後の調整はAffinity Photoというソフトで行っている。本当はPhotoshopを使いたいところだが定額制は好みではないので、他のソフトを色々と探した結果だ。GIMPはフリーソフトだし多機能で良いのだが、調整レイヤー機能がないのが…

天体撮影と画像処理 自分流(3)

画像処理 ・Siril DSSでスタックした後はSirilでカブリ補正、色調整、ストレッチなどを行っている。 1. dssでスタックした画像をsirilに読み込む。画面下のツールバー、画像表示の選択を自動イコライゼーションにしておくとよい。dssでスタックした画像は撮…

天体撮影と画像処理 自分流(2)

画像処理 何と言ってもPixInsightが本命なのだろうが、スタート時にはとりあえず金銭的なハードル低くしてフリーソフト中心で始めてみた。自分のレベルではそこそこ満足のいく結果が得られるし、まだ完全に使いこなしている訳でもないので現在もそのままだ。…

天体撮影と画像処理 自分流(1)

撮影 自分には夜の天体撮影という趣味は本当は向いていないと思う。というのは外で飲んでいる時は別として、夜更かしが苦手だからだ。昔から早寝で、家に居れば10時には寝てしまう。唯一の例外は大学受験前の3か月程で、この時は11時過ぎまで起きていた。睡…