ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

かみのけ座の銀河 M64

中心核を覆うような暗黒帯を特徴とする明るい銀河で、黒目銀河の愛称で親しまれている。3/21は月齢10.7と月が明かるかったのでL-eNhanceフィルターで撮影し、以前CBP、LPR-Nで撮ったデーターと合わせて処理してみた。それぞれのフィルターでの写り具合には、…

かみのけ座の銀河 M98 M100

焦点距離680mmでは1インチセンサーといえどもあまり大きく写らないが、かみのけ座のM98、M100を撮ってみた。春ということで晴れていても昼間の空は何となく白っぽくぼやけた感じの日が多く、夜になっても星の光が弱いような気がするが、星が出ていればやはり…

こじし座の銀河 NGC3344

この銀河は棒渦巻き銀河に分類されており、Wikipediaによれば 「NGC 3344の分類は、(R)SAB(r)bcであり、これは環を持つ弱い棒渦巻銀河であり、緩くカーブした腕を持つことを意味する。内環と外環を持ち、目立つ腕が内環から外側に向かって伸び、内側に若干楕…

しし座の銀河 NGC2903

比較的明るく(9.7等)大きい(12.6'×6’)銀河なので、写しやすいかと思い狙ってみたが、我が撮影地で5時間半程度の露光ではなかなか厳しい。それでも何とか頑張って処理してみた。 鏡筒:Sky-Watcher BKP150+コマコレ(680mm F4.5) 赤道儀:EQ5 GOTO SS-o…

M66銀河群 M65 M66 NGC3628

しし座の三つの銀河M65、M66、NGC3628は、しし座の三つ子銀河 (Leo Triplett)などと呼ばれており、小さいながらもM66銀河群という銀河群を構成している。いずれも渦巻き銀河で、右下がM65、左下がM66、上がNGC3628だ。地球に向いている向きが異なるので形が…

かに座の惑星状星雲 Sh2-290

惑星状星雲としては大きめで視直径が16’程あるがとても淡く、なかなかきれいには写ってくれない対象だ。惑星状星雲は太陽に似た恒星の死に行く姿で、元となった恒星(ほとんどの場合白色矮星)からのエネルギーを受けて発光しているガスが高速で拡散し続けて…