2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧
いくつかの対象にDeconvolutionを適用した結果についてメモを残しておく。ほとんどの場合、早い段階で星の周辺にアーティファクトが発生してしまうので、星無し画像に適用することを基本としている。 ・M1 鏡筒:BKP150+コマコレ(680mm F4.5) カメラ:AS…
このあたりを少し広く撮ってみたいと前々から思っていた。手持ちの使えそうな一番短いレンズは50mmなので、1インチセンサーでは少々狭くなってしまうがとりあえず挑戦してみた。う~ん、色が単調か、なかなか思ったような仕上がりにはならない。ブロードバ…
Deconvolution (逆畳み込み) 種々の要因により歪んだ画像を修復する手法で、天体画像では本来点像である恒星がどのように写ったかをたよりに画像を修復する。Sirilでも使うことができるが、効果的な結果を得るのはなかなか難しい。ここでは自分が試してみ…
おうし座の超新星残骸、11世紀に超新星爆発した星の残骸で出現当時の記録が日本や中国などに残っている。日本での記録は藤原定家の日記「明月記」に客星(普段見慣れない星)としての記述があるそうだ。爆発した星そのものの残骸は1968年に発見された。小さ…
オリオン座の散光星雲(反射)、華やかなオリオン座の中にあって暗く冷たい感じがする星雲だが、反射星雲としては全天でトップクラスの明るさらしい。上部にある星雲NGC2071は同じ星雲で暗黒星雲によって分けられているだけとのことだ。自分の経験では反射星…
オリオン座の散光星雲、これは見事にエンゼルフィッシュに似ているな。何十年も前にフィルムカメラで使用していたNikkor 50mm F1.4をF4まで絞って撮っている。昨日、CBPフィルターで撮影し、今年1月にL-eXtremeフィルターで撮影した分と合わせて画像処理して…
おうし座の超新星残骸、大きいがとても淡い対象だ。光害地でどの程度写せるものか挑戦してみたが、フィルター効果(L-Ultimate)と明るい光学系(F2.0)での長時間露光(1830min)の効果で結構はっきりと写すことができた。しかし、いずれの撮影日も月が明る…