ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

かみのけ座の銀河 M98 M100

 焦点距離680mmでは1インチセンサーといえどもあまり大きく写らないが、かみのけ座のM98、M100を撮ってみた。春ということで晴れていても昼間の空は何となく白っぽくぼやけた感じの日が多く、夜になっても星の光が弱いような気がするが、星が出ていればやはり撮らないわけにはいかない。

   鏡筒:Sky-Watcher BKP150+コマコレ(680mm F4.5)

   赤道儀:EQ5 GOTO SS-oneでオートガイド

   カメラ:ASI533MC Pro   0℃ offset 20 

       NINAで撮影

   画像処理ソフト:DSS Siril(StarNet V2連係) Affinity Photo

   撮影地:神奈川県藤沢市

 ☆M100  

   撮影:2024年3月15日 CBPフィルター 300s露光を72枚(gain100)

                  SirilでのDeconvolution、Wavelet処理あり  50%トリミング

 

 ☆M98   

   撮影:2024年3月18日 CBPフィルター 300s露光を72枚(gain100)

                  SirilでのDeconvolution、Wavelet処理あり  50%トリミング

 

M100(露光時間360min)

 

M98(露光時間360min)

 やはりもう少し長焦点の鏡筒で細部をはっきり写したいと思うが、赤道儀やオートガイドシステムも見直す必要があることを考えると、老い先いくばくもない身としては考えてしまう。せめてもう少し画素ピッチの小さなカメラにしてみるくらいが、身の丈に合ったところかもしれないな。