ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コートハンガー Cr399

こぎつね座にある星の並びで、明るい星10個の並びがハンガーに似ているのでコートハンガーと呼ばれているが、こういうのをアステリズム(星群)というそうだ。星座と違って公式に認められた天文集合体ではなく、北斗七星と南十字星を除いて非公式な天文集合…

わし座の散光星雲 Sh2-72

ネットで画像を拝見すると周辺の星がきれいそうだったので狙ってみたが、Sh2-72自体はとても淡くて、はっきりとは写し出せなかった。右側に見える赤い小さな星雲は惑星状星雲Sh2-71、左側やや下に見えるのはつぶれてしまっているが球状星団NGC6749だ。 鏡筒…

はくちょう座の散光星雲

NGC6888(クレセント星雲)をほぼ中心にして70mmで撮影した。70mmといってもカメラのセンサーが小さいので、それほど広範囲は写らない。L-eXtremeフィルターを使用したので色味に乏しい気がする。 レンズ:Tamron A001 70-200mm F2.8 (70mm F2.8) 赤道儀:E…

Sh2-54 M16

先日85mmで撮影したM16、Sh2-54あたりを今度は200mmで撮影してみたが、ちょっと構図が中途半端だったな。Sh2-54は赤いだけであまり面白くないと思うが、腕が悪いだけかもしれない。 レンズ:Tamron A001 70-200mm F2.8 (200mm レンズ前を絞ってF4) 赤道儀:…

初めて見たソテツの雄花

川沿いを散歩していてソテツに花が咲いているのを見つけた。ソテツは個人の家の庭や公園などいたるところで目につくが、雄花を見るのは75年生きてきて初めてだ。調べてみると、10~15年程度に1回の頻度で咲くようで極めて稀という訳でもないようだ。現在生き…

Sh2-54 M16 M17

少し前に入手したSAMYANG/F1.4/85mmを使ってみたいと思いM16付近を撮影してみた。キャノンFEマウントなので、入手後に星像を確認した時やカラフルタウンを撮影した時はフランジバックを44mmに合わせていたが、その後フィルター厚を考慮した44.5mmの方が若干…

いて座の球状星団 M22

球状星団をきれいに撮るのは結構難しいが、M22は口径の小さな望遠鏡でも比較的撮りやすいように思う。昨年分と合わせて500minの露光時間をかけて、自分の機材と腕ではまあまあ満足のいく結果が得られた。画像処理はDSSとSirilのみで、Affinity Photoは使わな…

三裂星雲 M20

青と赤の色合いが美しいM20、7月11日の星空で撮影し昨年撮影分と合わせて画像処理してみた。自分の経験では反射星雲である青い部分を出しやすいCBPフィルターを使用したが、赤い星雲のまわりにある淡い部分はなかなか出てこない。構図はちょっと失敗、もう少…

イーグル星雲 M16

7月6日、やっと星が見えたのでへび座の散光星雲M16を撮影した。正しくは、M16というのは同じ場所にある散開星団を指すナンバーで、散光星雲の方はIC4703というナンバーがつけられているそうだ。 久しぶりの星空に喜んで撮影を始めたものの、雲に邪魔されて60…