ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

Tamron A001 天体撮影仕様

 200mm程度の焦点距離を撮影するためにTamronのモデルA001を購入して使っています。70mm-200mm F2.8 のズームレンズで、天体撮影に適しているかはよくわからないままエイヤッで買ったレンズです。途中の焦点距離は正確に再現できないので、別の日に撮り増しをするような使い方には適さず、結局70mmと200mmだけを使用しています。EOS Kiss X7i で使用している時は 開放でもF4程度に絞っても星像はあまり変化せずF2.8で使っていましたが、ASI533 ではF4に絞った方が良さそうに思えたのでF4で使用しています。ASI533ではレンズ内の絞りを制御できないので、仕方なくレンズ前面にステップダウンリング(Φ77→Φ52)を取り付けて絞りとしています。

 このレンズはマニュアルフォーカスの場合、フォーカスリングの動きに敏感でちょっと触れただけでピントが動いてしまいます。そのままでは正確なピント合わせはまず無理なので、ネジを利用した送り機構を作って微調整できるようにしてあります。ロック機構はありませんが、微動の動きは不可逆なので撮影中に動いてしまうようなことは起きていません。

 また、もともとある三脚座だけでは支持が不安なので、前方に補助の支持部を設けています。できればカメラ部分も支えたいところですね。