カシオペア座の散光星雲、中心付近に泡状の領域がありバブル星雲やシャボン玉星雲などのニックネームがついている。これは分かりやすいな。このバブル形状を創っているのは、バブル内上部の特に明るい部分左端にあるBD602522というナンバーのウオルフ・ライエ星の吹き飛ばされた外殻で、恒星風により広がりつつあるとのことだ。星が中心にないのは、星雲のガス密度が南側の方が低いため外殻の広がるスピードが速いという説が有力らしい。でも、もしそうであればこんなにきれいな球状にならないような気もするが・・・、どうだろう。
鏡筒:Sky-Watcher BKP150+コマコレ(680mm F4.5)
赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド
カメラ:ASI533MC Pro 0℃ offset 20
NINAで撮影
画像処理ソフト:DSS Siril Affinity Photo
撮影地:神奈川県藤沢市
撮影:2023年10月24、25日 L-Ultimateフィルター、300s露光を88枚 (gain160)
総露光時間440min、周辺部を若干トリミング