ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

触角銀河 NGC4038/NGC4039

 カラス座の銀河、およそ6億年前に衝突したらしい。触角銀河というニックネームの由来は、互いの潮汐力によって生まれた、長いガスと星で出来た尾が触角のように見えるからだ。アンテナ銀河とも呼ばれている。現在は二つの銀河は再び接近しつつあり、およそ4億年後には合体すると予想されている。

 4月17、20日に撮影をしたが、両日とも空の条件は悪く、特に20日は透明度が非常に悪かった。でも、せっかく撮影したので、没にしていた4月10日の分も合わせて画像処理してみた。

       鏡筒:Sky-Watcher BKP150+コマコレ(680mm F4.5)

    赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド

    カメラ:ASI533MC Pro   0℃ Gain 100 offset 20 

        NINAで撮影

    画像処理ソフト:DSS Siril Affinity Photo

    撮影地:神奈川県藤沢市

    撮影:2023年4月10日 CBPフィルター 300s露光を31枚

       2023年4月17、18日 LPR-Nフィルター 300s露光を89枚

                         時間比例で合成  周辺部を若干トリミング

 触覚部分は淡くてはっきり出てこない。無理をしているので背景はムラだらけだし星は丸くないし、散々だな。

NGC4038/NGC4039(総露光時間600min)