ぐうたら星撮り記

光害地で一杯飲んで寝ている間に天体撮影、これでいいのだ!

アンドロメダ銀河 M31

 この銀河だけは幼少の頃から名前を知っていた。当時(60年以上前)はアンドロメダ大星雲と呼ばれることが多かった気がする。ハッブルさんの功績で1920年代には系外銀河と判明していたようだが、その前は天の川銀河内の星雲という学者もいたらしい。宇宙は膨張し続け天体間の距離はどんどん遠くなっているらしいが、局部的には重力の影響によるのか、近づく天体もありアンドロメダ銀河と天の川銀河も40億年後には衝突するらしい。何とも壮大なスケールの話だ。

 天体撮影を始めてから何回も撮影しているが、今回はフィルター無し(UV/IRのみ)で撮影し、昨年にCBPフィルターとLPR-Nフィルターで撮影した分を合わせて画像処理してみた。

    鏡筒:ビクセンSD60SS+レデューサー(287mm F4.8)

    赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド

    カメラ:ASI533MC Pro   0℃ offset 20 

        NINAで撮影

    画像処理ソフト:DSS Siril Affinity Photo

    撮影地:神奈川県藤沢市

    撮影:2022年10月20日 フィルターCBP  300s露光を56枚(gain100)

                    2022年10月21、23、26日 フィルターLPPR-N 300s露光を66枚(gain100)

                         2023年10月10日 フィルターUV/IR  300s露光を53枚(gain100)

       時間比例で合成、周辺部を若干トリミング

M31(総露光時間875min)

 

 露光時間も空の状態も異なるので正確な比較にはならないが、ほぼ同条件で画像処理した結果ではどのフィルターも大きな差は無いように見える。

フィルター別の画像