いっかくじゅう座の散光星雲。明るく大きな輝線星雲だが、天体撮影を始めたばかりの頃はうまく写せずノイズだらけで苦労していたのを思い出す。今思えば、光害地で撮るには圧倒的に露光時間が少なかったのだと思う。
1/4にL-Ultimateフィルター、1/7にUVIRフィルターで撮影したので、2022年にCBPフィルターで撮影した分と合わせて画像処理した。
鏡筒:BORG ED77+クローズアップレンズNo4(385mm F5)
赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド
カメラ:ASI533MC Pro 0℃ offset 20
NINAで撮影
画像処理ソフト:DSS Siril Affinity Photo
撮影地:神奈川県藤沢市
撮影:2022年12月19日 CBPフィルター 300s露光を72枚(gain100)
2024年1月4日 L-Ultimateフィルター 600s露光を37枚(gain100)
2024年1月7日 UVIRフィルター 180s露光を148枚(gain100)
時間比例で合成、周辺部を若干トリミング、露光時間1174min
星はCBPフィルターで撮影した画像を使った。星色からすればUVIRフィルターで撮影した画像にすべきかもしれないが、ほとんど色の差が感じられなかったことに加えて星像がより小さかったからだ。
星雲の色はネット上の作品を参考に良さそうな色?に近づけてある。普通にストレッチしていくと下の写真のように緑が強く青が弱いような画像になるのでチャンネルミキサーで青を強調、特定色域で赤をマゼンタに寄せている。(starless画像で)