ふたご座の超新星残骸、面白い形でなるほどクラゲに見えるが、頭が丸すぎてタコにも見えてしまうな。昨年にも投稿しているが、今回L-Ultimate、UVIRフィルターでも撮影してみたので、一昨年L-eXtremeフィルターで撮影した画像と合わせて処理をした。
鏡筒:BORG ED77+クローズアップレンズNo4(385mm F5)
赤道儀:EQ5 GOTO SS-one AutoGuider Proでオートガイド
カメラ:ASI533MC Pro 0℃ offset 20
NINAで撮影
画像処理ソフト:DSS Siril Affinity Photo
撮影地:神奈川県藤沢市
撮影:2022年12月20日 L-eXtremeフィルター 600s露光を47枚(gain100)
2024年1月6日 L-Ultimateフィルター 600s露光を37枚(gain100)
2024年1月8日 UVIRフィルター 180s露光を70枚(gain100)
時間比例で合成、周辺部を若干トリミング、総露光時間1050min
星は別途CBPフィルターで撮影した画像に入れ替えてある。また、色調整でBchを強調している。
L-eXtremeフィルターとL-Ultimateフィルターの比較(露光時間は両者370min)を以下に示す。両者ともほぼ同様のストレッチをかけ、バックグランドとおぼしき部分を同じ明るさのニュートラルグレーになるよう微調整してある。フィルターの特性を見ると、各ピークでの透過率はL-eXtremeの方が若干高いようだが、L-Ultimateは半値幅が狭い分バックグランドが落ちて結果的にS/Nが上がっているようだ。